世界に飛び出す前の悩みに悩んだ俺の7年間。

話は遡る事、18歳・・・

高校の進路を決める時先生に『とりあえずやりたいことがわからないなら3年働いてみなよ。』っと、勧めらた会社に勤める事に。(こう言うとその会社に入りたくても入れなかった人に失礼ですが、私の心境なのでそう描かせてもらいます。)
今の自分が親の金で大学に行っても流されて遊び呆けてまうのは自分で自覚してた。

高校後の仕事は、今後の自分の人生が全て決まるかのような重圧を親から感じていた。親はその道一筋で生きて来てるし、兄貴も早くに結婚してたため、貯金して早くに結婚→落ち着く。のが、正しい生き方だと思っていた。

18歳会社に勤め、会社の方針などの説明を事務所で受けながら、ふっと天井を見る・・・

(俺がしたかった事って・・こんな天井の下にあるのかな・・・)

本当に世間知らずの流されるままで人に頼りっぱなしの人生を歩んでいた私は、その後も飲みにバイクに車など、バイトとは桁違いの給料の会社員生活に甘んじフラフラ遊んでいた。
けど根は真面目で中・高と無遅刻無欠席だし、月々少ないが貯金もしていた。笑

そんな時、19歳で120万円の車買った直後、高校の時の仲良しの友達が同じ120万円で世界一周に出て行ってしまった。
『え!?そんな額で世界一周できるの?』別世界の話が一気に身近に感じた。しかし自分には到底できない話だとも思った。
そして友達とみんなでスノーボードに行った時にペアリフトでなぜか外人に誘われて乗る事に。ものすごく優しい英語で話してくれたんで、少し会話ができるも相手にかなり気をt遣ってもらっていた。

翌年大学に行ってる友達だが、大学生活半ばに差し掛かかり海外にワーホリに出る人がちらほらでてきた。

『え?海外って1人で行けるほどそんなに身近なものなの?』っと思い始めるも、その時はスノーボードにもがっつりハマり始め、そっちに気を取られてた。

兄貴が結婚式をグアムで挙げる事に、ここでも親のスケジュール通りにすごしていたが、少し冒険したくなり、日本人向けのスカイダイビングのツアーに1人で参加してみる。
高い所も落ちる感覚も大の苦手だが、なんだか新しい自分になれる気がした。
結果は、いろいろと面白いことが起きたが、俺についてたインストラクターが無愛想で英語が喋れない自分に悔しい思いをした。

23歳。会社を辞めたい気持ちがものすごく出てくるも、大学も専門学校も行ってない俺に何ができるんだろうと思い、とりあえずフォークリフトの免許を取る事に!

24歳。25歳になるのもまじか!!やるなら今しかないと焦るも。家族からは『海外行ってその後どうするの?』と正論を問いかけられ、漠然と海外に行けば何かが変わる。』っと思い込んでた自分が恥ずかしくなった

(まず何したらいいんだ?)

そんな矢先に姉貴の結婚式でハワイに!
兄貴夫婦と共に行動していて、英語が少し話せる兄貴についていくままであった。
お手製のGoProの自撮り棒が外人に受けて、英語話したい欲が増す。
兄貴より休みが短い私は、1人でハワイから帰る事に。姉貴に見送られるがまま空港行きのバスに乗る、日本人スタッフも多いので問題なく帰国。

>そして話は一旦22歳に戻りその時、実は新宿にあるワーキングホリデー協会のセミナーに少し参加してたりしていたが、やはり自分の考えが浅はかなのを心の底で感じ、ビビって行けなったのである。<

そして、『まず英語を勉強し直そう!!!』っとハワイ帰国後に思う。以前にワーホリ協会さんから勧められたように『ある程度英語の基礎は身につけてから海外に行かれた方が良いですよ。』っと聞いていたのもあり、よく行く地元のムラサキスポーツのあるビルに入ってる英会話AEONに通う事に!
基礎のなってない私は基礎徹底コースだったので値段はかなり高かった。

っが!!!ここで躊躇してたら何も始まらない!!っと奮え立たせ、受付の女性にもびっくりされるくらい即答で『やります』っと答えた。ちなみに1年の授業料60万円。
正社員で働いてるうちは多少お金使おうが、なんとなるだろうと!これは『自己投資』だと!!

そして実家にずっと住んでた私は自立心を身につけるために1人暮らしも始めた。会社はそのまま地元だったので、もちろん親からは『お金の無駄だと』反対された。
しかし、これも『自己投資』だと!笑

そして本当に英語の基礎『5W1H』などを覚え、外人と話してみたい欲が湧く。そんな矢先に英会話の受付で留学の文字を見る。もう止められないこの衝動!!

これも『自己投資』だと!

大自然とスノーボードがしたかった私は、ニュージーランドかカナダにワーキングホリデーに行きたかった。

とりあえずカナダに行ってみるか!
会社を辞めずとも1週間の休みで行けるプランがあり行ってみた。値段は短期な分だけにやたら高い。

っが!良いのです!!これも社会勉強!自己投資だと!

カナダのバンクーバーに行った。

カナダでは、俺の冒険心が爆発した。学校初日に先生に『クレイジー』と言われるほどだった。(カナダについてはのちに書こうと思う。)

そして帰国後。俺は余韻に浸りつつも次の目標が無く、英語の勉強も力が入らなくなってしまった。

そんな矢先、家族からの案で外国人と一緒に仕事する米軍基地関係の仕事に着いたらと勧められ入社試験を受けにも行った。

しかし、なんか腑に落ちない・・・
『このままではいかん!!』

そう思った俺は、以前世界一周した友達に相談した。
以前からよく相談に乗ってもらっていたし、彼はその時ニューヨークに住んでいた。彼は僕にとって偉大で、尚且つ背中を大きく押してくれる存在だった。
俺は電話越しでは無く、ど〜〜しても、彼と面と向かってお酒飲みながら話したかったのだ

『よし、会社を仮病で2日休んで土日の休みと繋げて、2泊4日でニューヨークに行こう!!』

ニューヨークに行く前日、米軍基地関係の仕事の不採用通知を受けた

そして、この滞在2日間は、時差ボケとか言ってられないほど、とてつもないほど充実した。初のアメリカ本土!また一つ、世界とつながり、大きな手型を背中に残し帰国した。

っとは言うものの、やはりまだ不安は隠せないし・・・

なぜなら、その時の自分の英語力では、海外で生活する自信はなかった。
会社をすぐに辞めると友達に言ったものの、やはり少し悩む。なぜならその会社は大きくアメリカをはじめ15カ国に工場があったのだ。もちろん海外駐在人のチャンスもある。

そして同じ課で定年退社を迎えた人がいて退社後1週間で退社の手続きで会社に顔を出しに来た。そのおじさんの言葉で俺は強く会社を辞める事を決意した。
『会社辞めたらやることがね〜な〜。笑』
仮にもその人は一時期課長まで登り詰めた人。器の大きい人で全体をよく見えてる人だった。そんな人でも1日8時間も会社にいて数十年。
『定年後も活かせる技術はこの会社に無いのか?』っと思うと俺がこの先会社にいるのは時間が勿体無く感じた。
そのおじさんに『実は海外に行こうと思ってる。』っと心の内を打ち明けた。
『もぎちゃんは、好奇心強いしきっとうまく行く。なんでもやってみたら良いよ。がんばってんね。』俺は見えないように目から出る一滴の汗を拭った。
この人はちゃんと俺を見ててくれてたんだと・・・


その後、留学について調べ値段が安くマンツーマンの授業が受けれるフィリピン留学を知り、以前に行ってた地元の友達に相談した。

『うん!フィリピン留学しよう!!』(後に感想書きます。)

そんな決意の矢先、姉貴から『どうせなら世界一周すれば?』っと軽いノリで言われ『あ!!それも良いな!!どうせ会社やめるんだしな!うんうん!ありだ!!
っと会社の退社日の4ヶ月くらい前に決める。

『ん〜。日本人は小柄で外人から嘗めれるって言うし、筋力トレーニングもちゃんとした知識の素で継続したいしな〜。』っと以前から市営のGymに通っていたが、ここで『Gold Gym』に3ヶ月通う事にした。
月額9千円と安くは無いが、毎日通えて市営のGymより遅くまで営業してる事で英会話後にも行ける。そして風呂ありなのが1人暮らし中の私にはちょうどよかった。
8時ー17時 会社
17時半ー21時 英会話
21時半ー23時 Gold Gym
そんなタイムスケジュールを毎日じゃないがしていた。

そして、会社の有休消化時期に帰国後はスキー場で働きたかったので重機の資格を住み込みで取りにも行った。


2016年7月、俺は満を辞してフィリピンに飛んだ。
高学歴もろくにない国家資格も大した物は無い、そんな俺は7年勤めた『会社を辞める。』って事にすごい時間とお金をかけた。何しろ勇気と自信がなかったから。

『帰国後どうするの?ちゃんと将来の事考えてるの?』
『海外で英語学んで何するの?』

これらの言葉はよく言われるし、正論である。

しかしだ!ここで少し想像して欲しい!まだ知りもしない土地で何が起こるのか?言葉の壁を少しよじ登ったら、その先に何が見えるのか!どんな景色でどんな人が居て、どんなチャンスにめぐりあえるのか!!もしかしたら、その場所で仕事とか彼女・旦那とか見つけるかもしれない。そこにはたくさんの可能性が隠れているんだ。
帰国後の不安に狩られるのであれば、まず目の前のやりたい事にどれだけの価値を見出せるか?じゃないだろうか!

やってみたら、なんとかなるよ〜

違います!!

やったら、なんとかしなきゃ!って自ずと自分から考え動くようになります。これは自分の経験談だから全員が全員そうじゃないです。海外でそうじゃ無い人も見て来てます。
自分から行動してる人にはチャンスはたくさん転がり込んでくると思う。うまくいかないこと辛いことも絶対あると思う!っが、絶対どこかでそれを見てくれてる人はいて、ふっと頑張りに応じてチャンスを与えてくれるんだ。毎回じゃないよ。

自分もまだまだワーキングホリデーの生活も旅もするつもりだから、大きなことは言えないけど、世界に飛び出して早2年。新しい人に新しい土地は数え切れないほど体験してる 。
けど、これだけは心がけてる。前向きな姿勢笑顔素直日本人の誇り(礼儀と時に謙虚さ)

一緒に人生の荒波にRide on してみようぜ!
2018/5/18『Ride on the Life』Yutaiより












1 件のコメント:

  1. そうだったんだ。 よく頑張ったな!
    これからも「良き知人」としてお付き合い願いたい。よろしくです!!

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